新しい世界の始まり展作品紹介

 

森 大地

岩田憲和

加藤 K

足立ゆかり

加藤松雄
加藤麻子

熊坂之行

北村尚子
鳥居純子
ナカムラミオ
ジョバンニ高田
鷲田龍一

 

 

新しい世界のはじり展開催によせて

今春2月、K.Art studioギャラリーで、「新しい世界の始まり」展というグループ展を
企画し参加を呼び掛けた。

私を含めて、真摯に表現している12名の作家が参加応募してくれた。

 今回のこの展覧会に向けて、開催者個人としてのイメージを膨らませている。

我々の住む温帯気候では、一年を春夏秋冬の順に季節が巡る。
マイナスのニュースが多い現在の時代は、季節でいえば厳冬の季節のように感じる。

季節の巡りは、厳冬の季節を乗り越えれば、雪解けの季節が訪れ、鳥のさえずりが
聞こえはじめ、植物も、つぼみから色鮮やかな花が一斉に咲き乱れる春となる。

 現代という時代を冬の季節と例えると、時代自体の春の訪れも、必ず来るのだと信じ
たいし、信じている。

現在の、さまざまな問題を抱える時代「冬」という時代も、光が射し、諸問題が解決さ
れる、あたたかな「春」が必ずおとずれるのでは。

私も夢想家なのかもしれないけれど、「新しい春の始まり」雪解けを予感させる展覧会
になればと思っている。


K.Art Studio 代表 加藤 慶